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ビアメカニクス株式会社の株式譲渡に関するお知らせ
2025.04.17
株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、「APファンド」)は、株式会社アマダ(東証プライム 6113。以下、「アマダ」)と、APファンドの保有するビアメカニクス株式会社(以下、「ビアメカニクス」)の株式の全部に係る譲渡に合意いたしました。
譲渡の実行は国内外の競争当局及び投資規制法令等を所管する当局による手続き完了後を予定しております。
ビアメカニクスは、1968年に日立製作所の工作機部門が分離・独立したことによって設立された、半導体パッケージ基板やプリント基板へ微細な穴明けを行う加工機の製造を主業とするグローバルトップメーカーです。生成AIの活用も含めたDX化のニーズが社会全体で益々高まる流れの中、同社が手掛けるドリル穴明機及びレーザ加工機は業界トップの精度と生産性を誇り、これらの最先端ニーズにも、ドリル穴明機とレーザ加工機をワンストップで提供して応え得る無二のプレイヤーとして社会に貢献しています。
APファンドは2021年3月にビアメカニクスの株式を譲受いたしました。投資実行後は、ミッション・ビジョン・バリューの策定や市場拡大に応じての生産キャパシティの強化、更には、新技術の研究開発推進、ユニークな技術を持つベンチャー企業への出資、AI/IoT技術を取り入れたカスタマーサービスの開発等、お客様のニーズに応える為に幅広い施策の実行を支援してまいりました。
新しい株主となるアマダは、板金加工機械等で業界トップレベルの技術を有するグローバルな金属加工機械メーカーです。同社は、その成長戦略の中で、レーザ技術を既存の材料以外にも拡張し、半導体を含めた新領域への事業拡大を目指されており、今回の譲受はその一環に位置付けられるとのことです。APファンドは、ビアメカニクスがアマダグループの一員となることで、経営基盤の一層の強化、各種自動化や穴明け加工技術の進化、更に、サービス提供体制の強化やサプライチェーンの拡充等の取り組みを通じ、更なる事業成長を実現していけるものと確信しております。
携わったTEAM
PORTFOLIO

ビアメカニクス

ビアメカニクス
- 企業名
- ビアメカニクス株式会社
- 投資時期
- 2021年4月
- 企業タイプ
- 非上場企業
- 背景
- ファンドによる株式譲渡
- ファンド
- AP VI
- プロダクト
- 日本バイアウト
- 案件タイプ
- セカンダリーバイアウト
- 業種
- 製造業
- ステータス
- 投資中