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株式会社日立ハイテクノロジーズ及び株式会社日立ハイテクインスツルメンツのボンディング装置事業の譲受について
2014.12.24
アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合がサービスを提供するファンド(以下「APファンド)が出資して設立した株式会社TYホールディングス(以下「TYホールディングス」)は、株式会社日立ハイテクノロジーズ(以下「HHT」)及び株式会社日立ハイテクインスツルメンツ(以下「HTI」)の半導体後工程装置事業(以下「ボンディング装置事業」)の譲受に関し、本日付で株式譲渡契約書を締結いたしましたのでお知らせいたします。なお、ボンディング事業の譲受に当たっては、HHTとHTIが共同新設分割により新設会社(以下「新設分割設立会社」)を設立し、ボンディング装置事業を新設分割設立会社に承継させた後、HHTが保有する当該新設分割設立会社の全株式を2015年3月31日付けでTYホールディングスが譲り受ける予定です。
同事業は、世界の半導体メーカーおよび後工程製造請負企業を顧客に、ハイエンドダイボンダーの開発・設計・製造および販売・サービスを展開する専門事業です。
APファンドは、同事業が有するグローバルな顧客基盤とそれをカバーする営業・サービス体制、セグメントシェアNo.1を実現する技術的優位性、スピーディーな開発・生産プロセスを実現する事業モデル、そして経営陣・従業員の皆様の同事業に対する熱意、意欲に着目して今回の株式譲受に関する検討を重ねてまいりました。その結果、製造業への投資および投資後の経営支援で培った多くの経営ノウハウを有するAPファンドとして、同事業とのパートナーシップによる今後の同事業の企業価値向上が可能であると判断し、契約締結に至った次第です。
新設分割設立会社の概要 (設立時点の予定)
- 社名
未定 - 代表者 未定
- 所在地
山梨県南アルプス市下今諏訪 610 番地 5 - 資本金
100 百万円 - 事業内容
半導体製造装置の設計、製造、販売、修理および保守等のサービスなど - 設立年月日
2015 年 3 月 16 日
アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合は国内外の機関投資家(生損保、銀行、商社など)によって組成されるファンドに対してサービスを提供する独立系プライベート・エクイティ(PE)ファームです。1997年に日本初のPEファンドへのサービス提供を開始以来、これまで約17年にわたり40件超に及ぶ投資を実施しており、投資実行・投資回収の両面において国内最高レベルの実績を誇っております。APファンドは外食やサービス業、製造業をはじめとする豊富な投資経験および経営改善経験を活かし、今後も各種分野への投資を積極的に推進してまいります。
アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合の概要
名称
アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合
代表者
共同代表パートナー 笹沼 泰助/リチャード・エル・フォルソム
所在地
東京都港区虎ノ門四丁目 1 番 28 号 虎ノ門タワーズオフィス 17 階
事業内容
プライベート・エクイティ投資、ファンドの設立運営に関する支援
ホームページ
http://www.advantagepartners.com/
以上
携わったTEAM
PORTFOLIO
ファスフォードテクノロジ
ファスフォードテクノロジ
- 企業名
- ファスフォードテクノロジ株式会社
- 投資時期
- 2015年3月
- 企業タイプ
- 非上場企業
- 背景
- 旧親会社の日立ハイテクノロジーズの事業再編
- ファンド
- AP IV-S
- プロダクト
- 日本バイアウト
- 案件タイプ
- カーブアウト
- 業種
- 製造業
- ステータス
- エグジット済