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銘菓・名産品メーカーの事業承継を通じた地方創生構想について

2018.08.31

株式会社アドバンテッジパートナーズ(以下、「AP」)は、今般日本の地方創生に資する取り組みとして、地域の銘菓・名産品に係るメーカーならびに製造小売業の事業承継の受け皿作りを進めていく事としましたので、お知らせいたします。

APは、APがサービスを提供するファンド(以下、「APファンド」)が行った、ポッカ・クラシエフーズ・成城石井・コメダ珈琲等の多数の投資を通じて、食品・フードサービス・チェーンオペレーションの経営ノウハウを蓄積して参りました。かかる経営ノウハウを今後生かせる産業として、APはチェーン展開が発展途上な各地域の銘菓や名産品に着目しております。理由は主に下記の3点となります。

  • 銘菓や名産品は、地域消費者に長年愛される無形価値を有し、インバウンドも含めた地域観光における体験対象としても有力であること
  • かかる無形価値は、APの経営ノウハウとの親和性が高く、日本全国、あるいは海外市場にも広められるコンテンツとして将来性があること
  • 銘菓・名産品に係るメーカーならびに製造小売業は歴史があり、かつ裾野が広い産業である事から、日本全体の課題である事業承継とは無縁ではなく、継続したM&A案件の創出が見込まれること

これらを踏まえ、APファンドは、かかる事業承継の受け皿として、株式会社日本銘菓総本舗(以下、「総本舗社」)を設立し、本日付で第一号の賛同事業者様が参画致しました。今後も総本舗社を受け皿として、金融機関(都市銀行・地方銀行・証券会社)・コンサルティング会社・M&A仲介会社等と連携し、後継者に課題を有する事業者の株主から株式を譲り受けた上で、事業者の経営基盤及びブランドの更なる発展を支援し、海外を含めた売上成長と、雇用拡大や役職員へのストップオプション付与によるリターンの還流、ならびに原材料の購入等を通じた地域経済への貢献をしていきたいと考えております。加えて、複数の事業者とAPが、相互に全国出店・海外進出・マーケティング・Eコマース・商品開発等の経営ノウハウを交換し合う事で、地域間の知の交流を促進し、地域を支える経営人材を育成していく所存です。かかる取組を通じた地方創生における知の支援は、日系プライベート・エクイティ・ファンドが果たせる一つの社会的役割では無いかとAPは考えております。

総本舗社の受け皿機能の活用をご検討されたい事業者様、あるいはM&Aに係るアドバイザー各位におかれましては、以下に記載のご連絡先までご一報賜れれば幸いに存じます。成長資金、事業承継、事業再生等様々なニーズに柔軟に対応させて頂きますので、何卒ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。

ご連絡先

株式会社アドバンテッジパートナーズ

問合せ先: 担当 村上(諒)

TEL: 03-5425-8202

E-mail: ryohei.murakami@advantagepartners.co

 

以上

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