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マテリアルグループ株式会社の株式譲受に関するお知らせ
2019.02.28
株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、「APファンド」)が出資する特別目的会社は、マテリアルグループ株式会社(以下、「マテリアル」)に投資を実行致しましたので、お知らせ致します。
マテリアルは、マーケティング・コミュニケーション支援業務全般を手掛けるPRエージェンシーと、PR・マーケティング分野の人材紹介業を併営するグループです。「ブランドと世の中が良い関係で結びつくことで、事業収益を最大化させる」をミッションとし、PR・マーケティングでも経営と直結した上流工程に特色があるサービスを提供しております。顧客の抱える課題に対し、マテリアル社内で”Storytelling”と総称している、世の中の経済活動を動かしている”感情”に影響するストーリーを提案し、選ばれ続ける事で、過去継続して売上高・営業利益共に非常に高い成長率を維持して参りました。
また、マテリアルは、直近のものに限っても、AD FESTやSpikes Asia、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS、Japan Marketing Award など様々な広告賞を受賞しており、2018年8月には、世界最大級の広告賞であるカンヌライオンズが発表した Global Creativity Report 2018 の PR Agency ランキング※1にて、世界18位に認定されました。アジアでランクインしたPR 会社 は、唯一マテリアルのみとなっております。
※1 カンヌライオンズの独自調査によるもので、グローバルにおける創造性を評価したランキング
APファンドは、マテリアルのサービスと差別性、充実した顧客基盤と高い満足度、並びに所属する多数の優秀なスタッフを高く評価しております。今後手を携えて周辺事業分野への進出や、新プロダクトの開発、共同営業開拓等の支援を行い、この成長を加速化する事で、マーケティング・PRに携わるクライアントやステークホルダーのビジネスに貢献して参ります。また、APファンドのPE投資業務に、マテリアルの持つ「世の中の経済活動を動かしている”感情”に影響するストーリー」を構築する技術を適用するシナジーについて、共同で研究開発する価値があると考えております。
なお、マテリアルの事業を築き上げた創業者の東義和氏は株主としての関与を継続し、東義 和氏・役職員・APファンドが一体となって成長を加速化し、株式上場を目指していく方針です。
今般の投資検討にあたっては、株式会社コーポレイトディレクション、柴田・鈴木・中田法律事務所、トラスティーズ・コンサルティング有限責任事業組合の助言・協力を得ています。APファンドは、マテリアルに先立って、株式会社りらくや株式会社ネットプロテクションズ、株式会社おいしいプロモーション等の、高成長企業への投資と支援を、幅広い事業分野で継続して行って参りました。かかる投資と支援を通じて、日本経済のイノベーションと成長に貢献する事、並びに連続起業家(シリアルアントレプレナー)の皆さんに次なる事業資金を供給する事は、PEファンドが果たせる一つの社会的ミッションであると考えております。
マテリアルグループ株式会社の概要
- 会社名
マテリアルグループ株式会社 - 代表者
代表取締役 青﨑曹 - 所在地
東京都港区赤坂 1-12-32 - 事業内容
PR事業、人材紹介事業など、グループ事業の経営方針策定及び経営管理
携わったTEAM
PORTFOLIO
マテリアルグループ
マテリアルグループ
- 企業名
- マテリアルグループ株式会社
- 投資時期
- 2019年2月
- 企業タイプ
- 非上場企業
- 背景
- 事業承継
- ファンド
- AP V
- プロダクト
- 日本バイアウト
- 案件タイプ
- 事業承継
- 業種
- 通信·メディア·エンターテイメント
- ステータス
- 投資中
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