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株式会社アドバンテッジパートナーズ（以下、「AP」）がサービスを提供するファンド（以下、「APファンド」）は、保有する株式会社ネットプロテクションズホールディングス（以下、「ネットプロテクションズホールディングス」）の株式のうち、10,858株（完全希釈化考慮後の発行済株式総数に対する比率12.33%）を、リコーリース株式会社（以下、「リコーリース」。東証一部／証券コード8566）へ譲渡いたしました。

ネットプロテクションズホールディングスは、その子会社である株式会社ネットプロテクションズ（以下、ネットプロテクションズホールディングスと併せて「ネットプロテクションズグループ」）を通じて、2002年よりBtoC EC向け後払い決済を軸としたサービスを展開しております。2016年7月のAPファンドによる投資実行以来、APは過去の投資先企業における事業改善のノウハウ・ネットワークを活かしながら、様々な経営支援に取り組んでまいりました。その結果、2018年度には、ネットプロテクションズグループの主力サービスである「NP後払い」の年間アクティブユーザーは1,350万人以上、サービス開始以来の累計利用件数は1億7,000万件に達するなど、国内のECにおける決済インフラとして着実に成長を実現してきております。

APファンドでは、リコーリースの資本参加を得ることで、ネットプロテクションズグループの成長戦略における注力分野の一つであるBtoB事業の更なる強化が可能であると考えております。ネットプロテクションズグループのBtoB向け後払い決済サービスである「NP掛け払い」は、BtoC向けサービスの「NP後払い」における少額決済の与信・オペレーションを企業間取引の決済に活用することで、企業間決済の手間と未回収リスクを削減し、スムーズな決済を可能にするサービスです。「NP掛け払い」はAPファンドによる投資実行以降、第二の事業の柱として、ネットプロテクションズグループの取扱高の14%（2018年度）を占める水準まで成長し、既に多様な業態における決済手法として採用されています。今後も、営業体制の強化により、サービス導入スピードの加速度的な向上を目指しております。

他方、リコーリースは中小企業を中心に国内最大級となる約40万社の取引先や、約6,000社のベンダーとのネットワークを有し、リース・割賦事業および金融サービス事業を展開しています。決済分野におけるネットプロテクションズグループの強みと、リコーリースの与信ノウハウ、金融サービスにおける強みや顧客基盤を併せることで、中小企業を中心とした決済・金融ニーズに対してトータルソリューションで対応できるプラットフォームの構築を目指してまいります。

譲渡の概要

株式会社ネットプロテクションズホールディングスの概要

• 会社名
  株式会社ネットプロテクションズホールディングス
• 代表者
  代表取締役社長 柴田 紳
• 所在地
  東京都千代田区麹町 4-2-6 住友不動産麹町ファーストビル 5F

株式会社ネットプロテクションズの概要

• 会社名
  株式会社ネットプロテクションズ
• 代表者
  代表取締役社長 柴田 紳
• 所在地
  東京都千代田区麹町 4-2-6 住友不動産麹町ファーストビル 5F
• 事業内容
  BtoC 通販向け後払い「NP後払い」の運営、BtoB向け後払い「NP掛け払い」の運営、BtoCサービス向け後払い「NP後払いair」の運営、新しいカードレス決済「atone（アトネ）」の運営、台湾スマホ後払い決済「AFTEE（アフティー）」の運営、ポイントプログラムの運営

リコーリース株式会社の概要

• 会社名
  リコーリース株式会社
• 代表者
  代表取締役社長執行役員 瀬川 大介
• 所在地
  東京都江東区東雲一丁目 7 番 12 号
• 事業内容
  リース・割賦事業、金融サービス事業

以 上

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