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FICT 株式会社の株式譲渡について
2025.02.06
株式会社アドバンテッジパートナーズ(以下、「AP」)がサービスを提供するファンド(以下、「APファンド」)は、保有するFICT株式会社(以下、「FICT」)の全株式を、MBKパートナーズ株式会社がサービスを提供するファンドとFormFactor, Inc.により構成されるコンソーシアム(以下、「本コンソーシアム」)へ譲渡(以下、「本件」)することとなりましたので、お知らせいたします。なお、APファンドと本コンソーシアムは、本件に係る株式譲渡契約を締結しており、クロージングに必要な許認可も全て取得が完了したことから、速やかに株式譲渡を完了する予定です。
APファンドは、2020年1月に、富士通グループが手掛ける各種ハードウエアに搭載されるプリント基板の開発・設計・製造を担う事業部を母体として設立された、旧富士通インターコネクトテクノロジーズ(現FICT)への投資を実行しました。投資実行後は、富士通グループからのスタンドアローン化活動に加え、製品ポートフォリオの見直しと成長分野への積極投資、付加価値に見合った価格付けの徹底、生産現場を中心とした社内のDX推進による効率化など、幅広い企業価値向上策を実施してまいりました。FICTは、APファンドによる投資期間を通じて、プリント配線板製造を主とした電子部品メーカーから、半導体における設計から検査、パッケージング、テストエンド製品に至るまで、半導体バリューチェーン上の多岐にわたる顧客課題を解決するソリューションメーカーへと変貌を遂げ、業績を大きく伸長させています。
本件実行後も、FICTは、新しい株主となる本コンソーシアムの持つ知見及びノウハウを活用し、「基板技術のインテグレーションで世界の半導体バリューチェーンを支える、かけがえのない企業」となることに向け、更なる発展を実現していけるものと確信しております。
<FICT株式会社の概要>
会社名 FICT株式会社
代表者 代表取締役社長 雨宮 隆久
所在地 長野県長野市大字北尾張部36
事業内容 プリント基板、半導体パッケージ基板等の開発、設計、販売、保守
URL https://www.fict-g.com/
携わったTEAM
PORTFOLIO
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FICT
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FICT
- 企業名
- FICT株式会社
- 投資時期
- 2020年1月
- 企業タイプ
- 非上場企業
- 背景
- 旧親会社の富士通の事業再編
- ファンド
- AP V
- プロダクト
- 日本バイアウト
- 案件タイプ
- カーブアウト
- 業種
- 製造業
- ステータス
- エグジット済
担当 TEAM
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