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きずなホールディングスに対する公開買付けの完了、及びライフエンディング業界における新たな価値創造に向けた継承について

2024.08.28

株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、「AP ファンド」)の投資先である株式会社きずなホールディングス(東証グロース7086。以下、「きずなHD」)に対して、2024年7月12日付で開始された燦ホールディングス株式会社(東証プライム9628。以下、「燦HD」)による株式公開買付けが8月27日付で完了し、APファンドが保有するきずなHDの全株式は燦HDに取得されることとなりました。

きずなHDは、2000年に設立された家族葬のパイオニアである株式会社家族葬のファミーユ(旧エポック・ジャパン)を中核に、京都エリアの株式会社花駒、岡山エリアの株式会社備前屋を傘下に持つ葬儀会社グループです。同社は創業時から『葬儀再生は、日本再生。』を理念に、その人らしい葬儀を実現し、ご家族の望み通りのお別れを通じて次の一歩への希望や勇気を見出すことを目指しており、現在は全国で150以上の葬儀ホールを運営し、年間1.3万件以上の葬儀を手掛けております。

APファンドは2015年11月に創業者である髙見信光氏から株式を譲り受けました。APファンドは投資後、事業承継に向けた新経営体制の構築、顧客価値を重視したオーダーメイド型葬儀「オリジナルプラン」の開発・推進、店舗フォーマットの高度化、ドミナント戦略の推進、M&Aの実行、IPOに向けた経営管理体制の構築・強化等、多面的な支援を実施いたしました。2020年3月の上場直後には新型コロナウイルス感染拡大に伴い、葬儀の小規模化による葬儀単価の下落という厳しい事業環境に直面しましたが、継続的な出店や高単価のオリジナルプラン導入強化等のAPファンドの支援を経て、売上高は76.8億円(20/5期)から121.3億円(24/5期)へと伸長いたしました。

本件実行後も、きずなHDは燦HDとの間で、展開エリアの拡大、店舗フォーマットのアップデート、葬儀プランの拡充等のシナジーを実現することで、『葬儀再生は、日本再生。』に向けた歩みを加速させ、ライフエンディング業界において新たな価値創造を進めていくものと確信しております。

<株式会社きずなホールディングスの概要>
会社名  株式会社きずなホールディングス
代表者  代表取締役社長 兼 グループCEO 中道 康彰
事業内容   葬儀葬祭に関する一切の業務
     グループ全体の経営戦略に関する立案、推進ならびに管理
URL     https://www.kizuna-hd.co.jp/

<燦ホールディングス株式会社の概要>
会社名  燦ホールディングス株式会社
代表者  代表取締役会長 野呂 裕一
     代表取締役社長 播島 聡
事業内容   持株会社事業、不動産事業、管理業務受託事業
     (株式会社 公益社)葬祭事業、生花販売事業、一般貨物(霊柩)自動車運送事業、
     保険代理業、仏壇・仏具販売事業、葬祭用贈答品販売事業
URL     https://www.san-hd.co.jp/index.html

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